2016年12月

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耐震改修工事が完成しました。

2016.12.27

[花]アマリリス(赤)、カーネーション(ドンペドロ)、ダリア(ガーネット)、ゆり(エマニー)、スターチス(ピンク)、[葉]ドラセラ(赤)、レザーファン、[枝]青文字

[花]アマリリス(赤)、カーネーション(ドンペドロ)、ダリア(ガーネット)、ゆり(エマニー)、スターチス(ピンク)、[葉]ドラセラ(赤)、レザーファン、[枝]青文字

 農協会館の耐震改修工事が完成し、修祓式が12月26日に関係者約40人が出席して行われました。

 農協会館は、1980年3月に完成しましたが、建築基準法にもとづく耐震基準を満たしていなかったため、耐震診断を実施したうえで、耐震改修工事を行ったものです。2014年12月から工事を着工し、足掛け3年、24カ月の工事期間を経て、耐震ブレス68台、耐震補強増設壁4壁を新たに設けました。
 また、空調設備が老朽化していたため、耐震改修工事と併せて、空調の更新も実施しました。

 1階エントランスホールで神事が行われ、会館理事長の伊藤富山県農協中央会長や県農林水産部の伍嶋部長らが玉串を奉げ、設計監理した全農富山県本部、施工者の株式会社竹中工務店に感謝状を贈り、関係者がテープカットをして、完成を祝いました。

 工事期間中、何かとご迷惑とご不便をお掛けしたことをお詫び申しあげるとともに、多くの面でご協力いただいたことを改めて感謝申しあげます。
 今回の耐震改修工事を期に、一層皆様に愛される農協会館となるよう努力して所存です。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。(O)

耐震改修工事の完成を祝い、1階エントランスホールで行われた修祓式。

耐震改修工事の完成を祝い、1階エントランスホールで行われた修祓式。

いい風を求めて…

2016.12.24

クリスマスです。 [花]ダリア(かまくら)、バラ(ミルナ)、ブバルディア(ダイヤモンドボルドー)、トルコききょう(ハピネスホワイト)、[葉]丸葉ルスカス、ブルーアイス、[枝]サンキライ、サンゴ水木

クリスマスです。
[花]ダリア(かまくら)、バラ(ミルナ)、ブバルディア(ダイヤモンドボルドー)、トルコききょう(ハピネスホワイト)、[葉]丸葉ルスカス、ブルーアイス、[枝]サンキライ、サンゴ水木

 久々のブログとなりました。
 長い間、お休みをいただいたこと。お許しください。
 今後も、毎週とはいえませんが、時々書かせてもらうつもりです。

 10月中旬に、京都の奥座敷、大原へ行ってきました。
 デューク・エイセスの歌、「京都 大原三千院 恋に疲れた女がひとり・・・」でも有名な大原。京都が好きで、ほぼ毎年、あちこちの名所旧跡を訪ねていますが、京都北部に位置する大原へは、なかなか足が運べませんでした。
 今回、長年の願いが叶って、やっと大原の里を巡ることが出来ました。

 三千院を中心に勝林院、宝泉院、実光院、来迎院など、静かな山里にたたずむ寺院。
 いずれの寺院も、苔の庭園がひときわ美しく、落ち着いた風情が漂っていました。紅葉シーズンが始まる前に訪ねたせいか、思いのほか観光客が少なく、静寂な空間を満喫できました。

 三千院の中でも、見事なまでに日本庭園に調和している往生極楽院。
 縁側から眺めた庭園が美しい宝泉院。
 そして、久し振りに聴いた水琴窟の調べ。

 時間に追われることなく、のんびりと過ごした半日は、何よりの得難いものとなりました。

 今回の旅で一番心を捉えたのは、声明(しょうみょう)でした。
 豊かな自然が残っている大原、数々の貴重な国宝や重要文化財。そのいずれも素晴らしいものでしたが、なぜか心の琴線に一番触れたのは、どこからとなく聞こえてきた声明でした。

 声明は、経典に節(ふし)をつけた仏教音楽のひとつ。
 三千院でも、勝林院でも、堂内に静かに流れていました。仏教音楽に造詣があるわけではありませんが、以前から声明には関心がありました。グレゴリア聖歌が好きで、ときどき聴いていますが、声明とグレゴリア聖歌とは、不思議と何か相通じるものを感じます。

 高校時代に、禅寺に2回籠もったことがあります。
 高校2年生の夏休みに、約1週間。2回目は、東京の大学へ進学が決まった高校3年生の春休みに、約2週間。
 お世話になった禅寺は、高岡市太田にある臨済宗国泰寺です。当時の管長は、達磨絵などで著名な故・稲葉心田(しんでん)師。入山する時と下山する時に、寺院の奥にある心田師の自室までご挨拶に伺いましたが、とても柔和で、豪放磊落な印象を受けました。

 現在はどうか知りませんが、その当時は事前に連絡すれば、入山が許されました。
 禅寺での生活は、午前5時前に起床、読経、座禅、清掃、朝食、作務(さむ)、昼食、作務、座禅、写経、夕食、読経、座禅、就寝などの繰り返し。テレビやラジオ、新聞などあるはずもなく、戒律が厳しく、食事や風呂など、一つひとつにすべて定まった作法があり、食事も、当然ながら粗食そのものでした。

 浄土真宗の家に生まれ、臨済宗とは全く無縁な中で育ちましたが、何かを求めて、禅寺の門をたたきました。今の小生には、当時のようなひたむきさや純真な思いは、もうありません。入山した2回とも、謹慎処分を受けた市内の高校生がいて、無期限で生活指導を受けていましたが、すぐに親しくなりました。

 「般若心経」も2~3日で覚え、体に沁みついたのか、今でも少しは諳んじることが出来ます。初め苦しかった座禅も、いつのまにか自然体で組めるようになりました。寺院には、ピーンと張り詰めた雰囲気が漂っていましたが、とても心地よく感じられました。

 一日に幾度となく、僧侶たちと唱えた般若心経。
 その読経の響きが、三千院で聞いた声明の響きへと繋がったのかもしれません。

 

 今年は、長野県から始まり、山形県、東北一周、京都府、沖縄県と旅行しました。
 旅をするということは、いい風に吹かれることと思っています。
 今いる所から離れて、違った風が吹くところに我が身を置く。いい風に吹かれると、少しは人に優しくなれる気がします。だから、いい風に吹かれるために、意識していい風が吹かれるようなところへ、我が身と我が心を意図的に持っていく。
 そして、新たな風の吹くところで、小さな発見や出会いをする。
 今回の声明のように……。

 いい風を求めて、来年も全国各地を旅したいと思っています。(O)

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