耐震改修工事
耐震改修工事で会館をリニューアル!
農協会館は、1980年3月に建設されましたが、建築基準法にもとづく耐震基準を満たしていなかったため、耐震診断を実施したうえで、この度の耐震改修工事を行いました。2014年12月から工事を着工し、足掛け3年、24ヶ月の工事期間を経て、耐震ブレス68台、耐震補強増設壁4壁を新たに設けました。
また、空調設備が老朽化していたため、耐震改修工事と併せて、空調の更新も実施しました。
新しくなった正面玄関
正面玄関は、耐震補強とともに玄関サッシの取付けや天井の復旧などを行い、会館の新しい顔としてリニューアル(2016年12月に完成)しました。
耐震ブレス
68台の耐震ブレスを設置
館内内部にブレスを組み込んで補強し、アンカーを埋め込む工事を行いました。
耐震壁
4基の耐震壁を設置
壁の強度を高めるため、壁の間に鉄筋を新たに埋め込む「壁増し打ち」方式により、2階から5階までの西側の一角の強度の足りない壁の補強工事を行いました。
工事の様子
耐震補強工事は、農協会館の入居団体が通常業務をしながら工事を進めるという、「居ながら工事」で行われました。建物の外側ではなく内側に補強を行う改修でしたので、よくお客様からは「耐震工事をしているようには見えない」と言われました。工事は、最上階である9階からスタートし、順次、下の階に降りていく方法で進められました。