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緑陰雑感

2015.05.26

(花)エビデントラム、カーネーション、スプレーカーネーション、スプレーバラ(葉物)縦縞フトイ、ナルコラン、ギボウシ

(花)エビデントラム、カーネーション、スプレーカーネーション、スプレーバラ(葉物)縦縞フトイ、ナルコラン、ギボウシ

 ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

  このブログを始めてから、早いものでもう10カ月が経とうとしています。
 1週間に1度だけの更新ですが、いつも呻吟を繰り返しながら書いています。400字詰め原稿用紙にして、5~10枚程度。これだけの分量ですが、いざ書くとなると、意外と時間がかかります。スムーズに書けたためしがなく、毎回、推敲に推敲を重ね、やっとの思いで仕上げています。
 それでも、ブログを止めようと思ったことは無く、週末ともなると、なぜか文章が書きたくてムズムズしてきます。

  ブログを書くのは、おもに日曜日の夜。
 夕食をとり、風呂に入ってから、パソコンと向き合います。平日に書き進む時もありますが、平日はたいがい何を書こうかとテーマ探しに充てています。本を読んでいても、歩いていても、通勤電車の中でも、どこかにヒントがないか、糸口がないかと、題材探しに明け暮れています。
 書く内容が決まると、「起承転結」「序破急」など、それなりに文章構成を考え、頭の中で少しずつ文章を練り上げていきます。

  高校時代、新聞部に入っていました。
 文章に興味をもった原点は、ここにあるようです。

  たまたま姉の親友が、新聞部の部長をしていて、熱心に誘われたのがきっかけです。
 深く考えて入部した訳ではなく、軽いノリです。
 誰も読んでくれない高校新聞。ほとんど見向きもされない校内新聞。そんな新聞を、学期末の終業式の日、タブロイド版かブランケット版4ページ建てで、年3回発行しました。青臭い新聞づくりですが、部活を通じて、原稿用紙のマスに一字々々埋めるつらさ。語彙力の無さ、文章力の無さを身に沁みで教えられた気がします。
 クラスメイトが、期末テストに向けて必死に勉強している最中、かたや締切りが迫り、原稿書きと新聞づくりに追われるつらさ。

  今から思うと、あの新聞部のおかげで、痛切に読書の大切さを感じ、深く本に関心を抱き始めた気がします。

 先日、富山駅近くの楽翆亭美術館に行って来ました。
 しっとりとした、落ち着いた美術館です。好きな美術館のひとつです。

  帰りに売店で、ある本が目にとまりました。
 女優・山口智子さんのエッセイ集「掛けたくなる軸」(朝日新聞出版)です。
 「山口智子さんが選んだ日本全国の職人による手技の名品を紹介した」本で、気品が漂い、味わい深い文章が綴られています。山口智子さんが、このような本を出版されていることを全く知りませんでした。
 読み始めていますが、つくづくこのレベルの文章を書けるようになりたいものです。

  いつまで、このブログを続けられるかわかりません。
 できれば、もう少しまともな文章を紡いでいけるよう研鑽を重ねたいです。もうしばらくお付き合いください。(O)

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