令和3年度、最初の防火・防災訓練を実施しました。
2021.09.24
9月22日に、防火・防災訓練を実施しました。
農協会館の建物は、消防法による「防火対象物」に指定されており、毎年、防火・防災訓練を実施しています。今回は「岐阜県で地震発生、8階ロビー横の喫煙室から出火」したことを想定し、訓練を実施しました。
農協会館は、入居している団体で「自衛消防隊」を組織しており、今回の訓練に参加したのは自衛消防隊員を含む11名(新型コロナウイルス感染症対策のため参加者を例年の約半分で設定)であり、①救命講習、②避難訓練、③消火栓・消火器の操作方法など、約2時間の訓練を行いました。
最初の救命講習では、講師である富山消防署救急課の谷口氏の指導による「心肺蘇生法の手順と呼称」の基本とは別に新型コロナウイルス感染症対応用の方法で、マネキンを用いて各自実習(両手で、圧迫深さ約5cm、1分間に目安100回圧迫)した後、AEDを使った心肺蘇生の使い方も教わり、これも新型コロナウイルス感染症対応として各自一人だけで行う訓練を体験しました。
次の避難訓練では、8階の喫煙室からの火事発生を想定し、救命講習を行った9階会議室から1階ロビーまで、非常階段を使って、全員が駆け下りました。
最後の消火栓・消火器を使った訓練では、㈱北陸綜合防災センターの担当者の指導を受けながら、二人ペアによる消火栓の操作(互いに合図しながらホースの引出し、バルブを捻って水の開放、火災報知器ボタン押しの手順)訓練を行った後、消火器の基本的な操作方法(消火器の安全栓抜き、ホーンを火元に向けて、操作 レバーを握る動作)を学びました。
(左)マネキン使用による胸骨圧迫実習
(中央)講師指導の下、AED実習