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2016年9月

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耐震工事、約96%終了しました。

2016.09.27

[花]鉄砲ゆり、トルコききょう(ハピネスホワイト)、[枝]花ナス、[葉]丸葉ルスカス、スマイラックス

[花]鉄砲ゆり、トルコききょう(ハピネスホワイト)、[枝]花ナス、[葉]丸葉ルスカス、スマイラックス

 9月24日、耐震改修工事として、最後となる耐震ブレスが農協会館に搬入されました。

 今回の搬入された耐震ブレスは、今までの中では最大級のもので、正面玄関の風除室に組立てられます。1階は、他の階よりも天井の高さが高いため、耐震ブレスも従来のものより大きくなったわけです。
 この耐震ブレスが完成すると、会館内部に68台の耐震ブレスが設置されたことになります。

 正面玄関は、今後玄関サッシの取付けや天井の復旧などを進め、会館の顔として新しくリニューアルします。正面玄関の入口は、今まで左右2カ所にありましたが、完成後は中央部の1カ所だけになります。

 耐震工事は現在、2階と1階で進められています。
 2階フロアーは、耐震壁や耐震ブレスの主だった作業は終了し、化粧パネルや天井のボード貼りなど、細かな仕上げ作業に入っています。完成は、11月上旬を予定しています。
 1階フロアーは、鉄骨ブレスの搬入がすべて終了し、今後はシャッターの取付け作業などを進め、工事終了は12月下旬を予定しています。

 9月末現在、耐震工事の進捗率は約96%となります。
 10月上旬からは、新たに1階エントランスの照明関係の工事に入ります。
 色々とご迷惑をお掛けしますが、今後ともご協力ください。(O)

 PS.写真をクリックすると、大きく見ることができます。

大型レッカーで耐震ブレスを吊上げ、正面玄関の仮設ステージの台車にゆっくり卸します。(写真は、すべて㈱竹中工務店からの提供です)

大型レッカーで耐震ブレスを吊上げ、正面玄関の仮設ステージの台車にゆっくり卸します。(写真は、すべて㈱竹中工務店からの提供です)

台車に載せた耐震ブレスを正面玄関の入口から慎重に搬入します。

台車に載せた耐震ブレスを正面玄関の入口から慎重に搬入します。

正面玄関の風除室の中で、耐震ブレスを吊上げ、所定の位置に固定します。

正面玄関の風除室の中で、耐震ブレスを吊上げ、所定の位置に固定します。

松山善三さん

2016.09.20

 

[花]ゆり(タランゴ)、ケイトウ(サカタプライド)、てまり草、[枝]われもこう(星生の泉)、ヒペリカム(紅葉)

[花]ゆり(タランゴ)、ケイトウ(サカタプライド)、てまり草、[枝]われもこう(星生の泉)、ヒペリカム(紅葉)

 映画監督で脚本家の松山善三さんが、亡くなられました。
 91歳で、老衰だったそうです。

 「二十四の瞳」に主演した俳優の高峰秀子さんと昭和30年に結婚。
 おしどり夫婦として知られていたご夫妻。平成22年に高峰さんが旅立って、早や6年。養女で作家の斉藤明美さんと暮らしておられることは知っていましたが、その後どうされているのかと、ずっと気になっていました。

 訃報に接した時、たまたま高峰秀子さんの著書「旅日記 ヨーロッパ二人三脚」(ちくま文庫)を読んでいました。
 この本は、昭和33年にご夫妻がヨーロッパを旅した際の旅行記。約7カ月間にも及ぶフランスやドイツ、スペインなどを旅行した、水入らずの旅日記です。食事や散歩、買い物など、心から楽しむお二人。のびのびした様子が、とても微笑ましく感じられます。
 松山善三さんという「生涯の伴侶」を得た高峰秀子さんの幸せの証が、いきいきと伝わって来ていただけに、訃報を聞いた時は感慨もひとしおでした。

 

 松山善三さん。
 名前を聞いても、もうピンと来る人は少ないと思います。
 ろうあ者同士の夫婦を描いたデビュー作「名もなく貧しく美しく」など、映画監督として数多くの話題作を手掛けておられますが、小生が観ていた映画は、「典子は、今」だけでした。

 この映画は、実在のサリドマイド病患者・辻典子さんの半生を描いたものです。
 サリドマイド剤の副作用で、生まれつき両腕を持たない辻典子さん自らが主演し、明るく生きる姿を描いて大ヒット。昭和56年に放映され、手の代わりに両足を使って日々の生活をしっかりと生き抜く姿は、その当時、大きな反響を呼びました。
 社会人になって間もない頃に、この映画を観て、大変感動したことを覚えています。

 知りませんでしたが、辻典子さんはその後、熊本市役所に就職され、結婚されて「白井のり子」となられています。2人のお子さんを産み、育て、平成18年3月末に熊本市役所を退職され、半生記をまとめ上げ、「典子44歳 今、伝えたい」(光文社)として、出版されています。
 白井のり子さんが、あのような不自由な体で、どのように勤務され、どのように子供さんを育てられたのか知りたくて、あちこちの書店やブックオフなどで探しましたが、残念ながらこの本は見つかりませんでした。近いうちに買い求めて、読むつもりです。

 

 小学校、中学校時代の同級生が、先日不慮の死を遂げました。
 30歳前後で障害のある身となり、長い間、苦しんでいる姿を傍らで見てきただけに、いまだに心の整理がつかないでいます。
 彼の生涯は、何だったのかな……と、時々思い返しています。

 生きとし生けるものは、いつの日か死を迎えます。
 高峰秀子さんが、そうであったように。
 そして、松山善三さんもまたそうであったように、「凛」とした生きかた。
 そのような歩みをもって、静かに生涯を閉じられればと願っています。(O)

盗まれたソーラーバッテリー

2016.09.13

 

 

[花]シンピジューム(グリーン)、ピンクション(スーパーゴールド)、トルコききょう(セシルブルー)、[葉]ハラン(天の川)、木苺、[枝]雲竜柳

[花]シンピジューム(グリーン)、ピンクション(スーパーゴールド)、トルコききょう(セシルブルー)、[葉]ハラン(天の川)、木苺、[枝]雲竜柳

 何ともやるせない思いをしています。
 イノシシやシカなどがあちこちで出没し、被害が発生しているため、集落の各所に電気柵を設置していますが、先週ソーラーバッテリーが1台盗まれました。

 

 今年は小生、順番で生産組合長があたり、農業に関わる世話をさせてもらっています。イノシシ対策もその一つで、近年、年を重ねるごとにイノシシによる被害がひどくなり、集落あげて取り組んできただけに、今回はガックリです。
 実は昨年も、同じ場所でソーラーバッテリーが盗まれました。

 

 三井アウトレットパーク北陸に向かう国道沿いにある、山あいの圃場。
 国道8号線から直線距離にして、200メートルぐらいでしょうか。
 9月6日に、その地域一帯のコシヒカリの収穫を終え、7日にソーラーバッテリーが見つからないようにと、素人目にはわかりにくい橋のたもとに移し替えたにもかかわらず、7日夜から8日の朝型にかけて盗難にあいました。昨年の盗難の件があるだけに、対策を打ったつもりでしたが、ダメでした。
 しかもこの日は、夜半から朝までの間、かなり雨が降り続いていて、足場も相当悪かったはずなのに、やられました。

 

 なぜイノシシが水田に出るのか詳しくは知りませんが、収穫時期になると、活発に歩き廻ります。イノシシが水田に入り、倒れた稲はイノシシの臭いが付くため、通常の米として販売することは出来ません。春先から丹精込めて栽培してきた水稲が、収穫直前に商品価値を無くすわけです。
 それと困るのは、イノシシが水田の土手を鼻先や足などで壊すこと。
 あっという間に、土手を壊したうえに、時には大きな穴を開けていく時もあります。土手が壊れると、水管理が出来なくなるので、機械を使って修復する必要があります。

 

 イノシシ防止用電気柵は、集落全体で12カ所に設置してあります。集落にある水田のうち、90%近くを電気柵で守っていることになります。
 電気柵や電気コード、ソーラーバッテリー、電池式バッテリーなどは、基本的に地元市役所から貸与されます。被害の発生状況にもとづき、市に申請をあげ、認可された地域から順に支給されます。
 今年も、昨年新たに被害が発生した4カ所の電気柵セットと、捕獲用にと檻(おり)1基が支給され、集落の全員で設置しました。

 

 集落にあるソーラーバッテリー4基と電池式バッテリー8基のうちの、今回、ソーラーバッテリー1基が盗まれたわけです。電池式バッテリーは、1基に乾電池単1を6本入れますが、寿命があるため交換が必要です。集落では、乾電池代だけで年間約2万円を負担しています。
 犯人は、そんなことも知っていて、ソーラーバッテリーを盗んだものと思われます。ちなみに、このソーラーバッテリーは購入すると、約6万円するそうです。

 

 地元の駐在所に盗難届を出し、事情聴取や現場検証、写真撮りを終え、市農林課にも報告しました。後日、所定の書類を提出してもらいたいとのことです。
 昨年の盗難の際には、市から中古のソーラーバッテリーが代わりに支給されましたが、今回は同一地域で2回目ということもあり、「集落で対応して欲しい」とのことでした。

 

 集落では、昨年と同一犯人による犯行ではないか、と考えています。
 このような特殊なバッテリー。おそらく我々の集落と同様に、イノシシなど、鳥獣被害対策に困っている地域の人が盗んだものと思われます。被害状況をきちんと報告し、申請手続きをすれば、他人のものを盗まなくても、行政から電気柵など資材一式が届くはずなのに……。
 犯人は、自分の畑に使用するつもりだったのでしょうか?

 

 11日のうちに、ソーラーバッテリーを民家前に写し、電池式バッテリーを中山間地に移すなど、出来る範囲の対策を打ちました。本来ならイノシシの多い中山間地にこそ、電流の強いソーラーバッテリーを置きたいところなのですが…。

 

 台風被害や秋の長雨などの影響もなく、順調に収穫が進んでいます。今までは、秋の刈り入れが終了したら、農作業が無事終わったとホッとしたものです。

 ところが、現在は違います。
 圃場に稲がなくなっても、電気柵を設置してある所では、イノシシが入らないようにと電気線の下にある草を刈る必要があります。草が伸びて、電気線に触れると漏電して電気が流れなくなり、イノシシが圃場に入るからです。
 さすがに寒くなると草が伸びにくくなりますが、それでも集落では11月19日まで電気柵を維持することにしています。

 

 もうしばらく、イノシシとの格闘が続きます。
 それにしても、どうしてあのソーラーバッテリーが盗まれたのでしょうか……。
 なんとも、やり場の無い悶々とした思いをしています。(O)

 

防災の日、「シェイクアウトとやま」を実施しました。

2016.09.05

 

[花]りんどう(オータムピンク)、トルコききょう(オソピンク)、(ラビアージュ)、[葉]丸葉ユーカリ、ドラセナ(コーディーレッド)、(枝)七立栗

[花]りんどう(オータムピンク)、トルコききょう(オソピンク)、(ラビアージュ)、[葉]丸葉ユーカリ、ドラセナ(コーディーレッド)、(枝)七立栗

 9月1日は、「防災の日」。

 地震の発生を想定して、県民が一斉に安全確保の行動をとる防災訓練「シェイクアウトとやま」が、県内各地の学校や職場で行われ、農協会館も参加しました。

 「シェイクアウトとやま」とは、2008年にアメリカで始まり、地震発生時に身を守るための安全な行動を身につけるために実施されています。
 シェイクアウトは、参加者が1カ所に集まる訓練とは違い、それぞれの場所で「まず低く」、「頭を守り」、「動かない」という基本動作を取る訓練で、富山県内では防災の日に合わせて行われており、今年で3回目。

 農協会館では、午前10時に「地震が発生しました」と館内放送を流し、職員らが1分間、一斉に机などの下に身を隠し、「しゃがんで」、「隠れて」、「じっとして」の基本動作を行い、災害発生時に備えました。(O)

午前10時、地下1階の防災センターから「地震が発生しました」と館内放送をしました。

午前10時、地下1階の防災センターから「地震が発生しました」と館内放送をしました。

一斉に机の下に身を隠し、静かに支持を待つ職員。

一斉に机の下に身を隠し、静かに支持を待つ職員。

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