2回目の防火・防災訓練を実施しました。
2020.12.01
11月13日に、防火・防災訓練を実施しました。
9月に実施した訓練に引き続き、今回で2回目です。
訓練に参加したのは11名。新型コロナ対策として、「3密」を避け、ソーシャルディスタンスを保つため、参加者を例年の半分に絞りました。参加者の多くは、会館に入居しているテナントで編成している自衛消防隊の隊員です。
はじめに実施したのは、救命講習。
「救命入門コース」で、時間して約90分間。
講師は、富山消防署の宮口博光さんと応急手当指導員の黒崎実子さんのお二人。
黒崎さんから「もし倒れた人がいた時、119番通報し、救急車が到着するまで、富山市の場合、通常7~8分掛かるといわれています。救急車が来るまでの間、近くにいる人が胸骨圧迫(心肺蘇生)をするかしないかでは、大きな違いが出ます。胸骨圧迫は、生死にかかわるだけでなく、後遺症を残さないためにも、とても重要です。」と語りました。
その後、2班に分かれ、マネキンを使いながら、心肺蘇生法の方法やAEDの使い方などを実習しました。
続いて行ったのは、避難訓練。
8階の喫煙室から火事が発生したとの想定で、救命講習を受講した9階の会議室から1階駐車場まで、普段ほとんど利用することのない非常階段を使って、全員駆け下りました。
最後は、消火器を使った訓練。
消防設備会社の担当者から消火器の基本的な操作方法を聞いたあと、実際にレバーを握り、火元に見立てた赤いカラーコーンめがけて、一気に噴霧しました。
消火器は、目にすることがあっても、手に取って操作することは、滅多にありません。参加者は、真剣に消火訓練に取り組んでいました。(O)