耐震改修工事、順調に進んでいます。
2015.08.25
農協会館の耐震改修工事。
本格的に4月から工事がスタートして、もう5か月。
今のところ、工事は順調に進んでいます。
5月に9階の工事がすべて終了し、現在は8階、7階、6階で耐震改修工事を進めています。
外部の方から、「外側から見ると、耐震工事しているようには見えない」「本当に耐震工事をしているのですか」と、よく聞かれます。耐震工事の工法として、建物の内側に鉄骨ブレースを組み込む方法を採用していますので、外見上、工事の内容が分かりづらいのかもしれません。
8月23日、日曜日。
大型クレーンを使って、屋上へ初めて資材等の荷揚げ作業を行いました。
重量の負荷が、かなり掛かるため、クレーン車が停止する農協会館横の駐車場に、厚手の鉄板を敷き、さらに鉄板をしっかり固定するため、周囲をアスファルトで固める作業を、前日に事前に済ませておきました。
当日到着した大型クレーン車の大きさは、50トン。
7月に25トン級のクレーン車で、7階に鉄骨ブレースの搬入を行いましたが、50トン級は初めて。最大級のクラスといえます。
大きさが大きさだけに、NHK側の道路を片側交互通行にして、作業を開始。
農協会館の高さは、1階から屋上まで約47メートル。クレーンのブーム(竿の部分)は、最大限に伸ばして約50メートル。
午前8時30分から始まった吊上げ作業は、天候に恵まれたこともあり、順調に進み、予定どおり正午に無事終了。
今後、8月下旬から9月中旬にかけて、毎週のように週末の土曜、日曜日に、大型移動クレーン車による鉄骨ブレース等の搬入が行われる予定です。
耐震改修工事は、10月から5階、11月からは4階、さらに12月から3階で順次始まる計画です。すべての工事が終了するのは、平成28年12月下旬の予定となっています。
その間、何かとご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。
なお、貸会議室については、まだ工事中の箇所も一部ありますが、ほとんどの会議室は工事が終了していますので、ぜひ、新しくリニューアルしました貸会議室をご利用ください。(O)