野菜づくり、対話の楽しみ
2020.06.17
家庭菜園に、ハマっています。
足腰が弱った母親から畑を引き継いで、今年で4年目。
定年退職したとはいえ、まだサラリーマンの身。週末を利用して、テキストを片手に、野菜づくりを楽しんでいます。
たかが野菜づくりかといわれそうですが、されど野菜づくり。
いざやってみると、野菜づくりは結構奥が深く、思うようにいかないことが多いです。何といっても、自然が相手です。一年ごとに天候が変わります。移ろいやすい自然相手だからこそ、醍醐味があるのかもしれません。
現在、3カ所ある畑に植えているのは、タマネギ、ジャガイモ、スナップエンドウ、小松菜、チンゲン菜、ほうれん草、にんじん、春ダイコン、サツマイモ、里芋、トマト、ミニトマト、なす、きゅうり、ピーマン、ミニごぼう、かぼちゃ、シシトウ、ニラなど。
今年初めて、とうもろこしとモロヘイヤづくりを始めました。ミニかぼちゃの立体栽培と、里芋と生姜のミックス栽培にも、チャレンジしています。
家庭菜園に興味のない方にとっては、「何が面白いのか」「もっとほかにすることがないのか」「年寄くさい」といわれそうです。
確かにそうです。
しかしながら、青空のもと、汗をかきながら土仕事をするのも、いいものです。
近所の方は、ほとんどトラクタ-やティラーで畑を起こしています。こちらは、鍬(クワ)1本。クワだと時間がかかり、正直疲れます。でも、クワで起こしていると、畑の状態が手に取るようにわかります。畑の柔らかさや深さ、堆肥の入り具合はどうか、土壌分解に大切なミミズが増えているかどうかなど…。
もちろん健康を考えて、無農薬にこだわっています。
昨年の秋冬ダイコンや白菜は、悲惨な結果となりました。初めからネット掛けにしたにもかかわらず、「ダイコンハムシ」が大発生しました。近所のおばあちゃんたちは、さすがに農薬散布されたようですが、こちらは最後まで農薬を使用しませんでした。おかげで、見るも無残な姿となりました。それでも、自分で育てた野菜たち。きれいに洗って、食べられるところだけ、おいしくいただきました。
いよいよ、きゅうりやなす、ピーマンなど、夏野菜の収穫が始まりました。毎日のように、新鮮な野菜が食卓に並んでいます。
この頃、仕事帰りに、畑に通うのが楽しみとなっています。野菜たちの顔をみるのと、ほっと心が和みます。こまめに手を掛けた分、きちんと野菜たちは応えてくれます。
これからも、野菜たちとの対話を楽しみたいと思っています(O)