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耐震改修工事、約50%終了しました。

2016.02.16

[花]矢車草、フリージア(アラジン)、シクラメン(白)、[葉]ゼンマイ、ナルコラン、紅ツゲ

[花]矢車草、フリージア(アラジン)、シクラメン(白)、[葉]ゼンマイ、ナルコラン、紅ツゲ

 6階、7階耐震改修工事の完成検査が2月12日、山瀬中央会専務や松田全農富山建築設計事務所長、株式会社竹中工務店の工事関係者らが出席して行われました。

 今回、完成引渡しされたのは、会館東側・エレベータ横にある6階、7階のホール。
 ホールには、幅8メートル、高さ3メートル、重量約3トンの耐震フレームが、新しく設置されました。この耐震フレームは、10ピースの鉄骨からなり、1個ずつクレーン車で吊上げられ、窓から取込み、台車で運搬し、工事エリアで慎重に組み立てたものです。
 鉄骨フレームは、白い化粧カバーできれいに覆われ、中央には人が通れるように出入口が作られ、両端にはステンレス製の柵と手摺も付けられました。

 ロビーの完成にともない、6階、7階については、エレベータ横にある北側機械室の耐震改修工事を除き、すべて終了したことになります。
 7階は、昨年4月下旬からの工事開始以来、約9カ月間。
 6階については、5月中旬から工事を開始し、西側(公園側)の和室に耐震フレームを設置するなど、複雑な工事もありましたが、約8カ月で工事を終えています。

 耐震改修工事では、農協会館全体で耐震フレーム68台の設置と、耐震壁4基の設置が計画されています。
 耐震壁は、強度の足りない壁を補強するために行われます。耐震強度が不足している、2階から5階までの西側の一角に、従来の壁を一度すべて取り壊し、鉄筋などで強度を補強したうえで、改めて壁を新設するものです。
 5階の耐震壁については、アンカー打ち、鉄筋組立、型枠組立、コンクリート打ち、無収縮モルタル圧入、脱型など、一連の工事が終了しており、今後は天井や壁のボード張り、塗装を経て、最後の仕上げ作業に入る予定です。
 4階、3階でも、同様の作業が進められており、順次、耐震壁が完成することになります。

 1月末現在、耐震改修工事の進捗率は、会館全体で約50%となりました。
 工事は、計画をやや上回って進んでおり、順調に経過しています。
 現在、耐震改修工事は、主に5階、4階、3階で行われています。今後は、2階が4月上旬から、1階が6月上旬から、それぞれ工事を開始する予定です。
 工事終了は、平成28年12月下旬を予定しています。(O)

 PS.写真をクリックしていただくと、さらに大きく見ていただくことができます。

7階ホールに、新しく設置された耐震フレーム。

7階ホールに、新しく設置された耐震フレーム。

耐震フレームの中央部に作られた、ステンレス製の柵と手摺。

耐震フレームの中央部に作られた、ステンレス製の柵と手摺。

6階西側の和室に、新しく設置された耐震フレーム。

6階西側の和室に、新しく設置された耐震フレーム。

5階西側作られている耐震壁。

5階西側作られている耐震壁。

7階耐震工事が、部分完成しました。

2015.12.07

アドベント第2週です。[花]シルバーブローディア、トルコききょう(レイナホワイト)、かすみ草、[葉物]ユーカリ、[枝]サンキライ

アドベント第2週です。[花]シルバーブローディア、トルコききょう(レイナホワイト)、かすみ草、[葉物]ユーカリ、[枝]サンキライ

 耐震改修工事の7階完成検査が12月7日、山瀬中央会専務や松田全農富山建築設計事務所長、株式会社竹中工務店の工事関係者らが出席して行われました。

 今回引渡しされたのは、会館西側にある役員室と第1会議室、第2応接室などです。
 7階は、4月下旬から工事が始まり、7月下旬に事務所・会議室の空調設備が完成し、このたび耐震フレームが入る役員室などが完成したものです。

7階役員室に新設された耐震フレーム。

7階役員室に新設された耐震フレーム。

今回設置した耐震フレームは、幅11メートル、高さ3メートル、総重量は約2トン。
 役員室や第1会議室は、木目を基調とした落ち着いた部屋になっていますが、耐震フレームは明るい色にするため、白色に統一しています。
 8階にも、すでに2基設置されていますが、今回は大型化されたもので、役員室の窓際に1基、第1会議室と第2応接室の窓際にも1基、それぞれ同じ大きさの耐震フレームが新設されました。

 7階については、残りは東側ホールの耐震フレーム1基のみとなり、来年1月

5階西側で進められている耐震壁。

5階西側で進められている耐震壁。

末に完成する予定です。

 なお、耐震改修工事では、耐震診断にもとづいて、耐震フレームの設置とともに「耐震壁」の設置も同時に進めています。
 耐震壁は、2階まで5階までの西側の一角に1面ずつ建ち上げるもので、現在5階と4階で工事を進められています。特に5階では、5日、6日に鉄筋の組立てが行われ、型枠の組立て後、下旬にいよいよコンクリートを流し込むことになっています。(O)

 ps.写真をクリックすると、さらに大きく見ていただくことができます。

第2回防火・防災訓練を行いました。

2015.11.30

アドベント第1週です。(花)ゆり(サンブッカ)、カーネーション(チューリッヒ)、ポンイセチア、(葉物)雪冠杉、(枝)サンゴ水木

アドベント第1週です。(花)ゆり(サンブッカ)、カーネーション(チューリッヒ)、ポンイセチア、(葉物)雪冠杉、(枝)サンゴ水木

 第2回自衛消防防火・防災訓練が11月27日、農協会館で行われました。
 農協会館は、消防訓練を年2回、防災訓練を年1回行うことが、消防法で義務付けられており、8月26日に実施した第1回目に引き続き行われたものです。

 訓練には、耐震改修工事を進めている㈱竹中工務店からのスタッフ1名を含め、館内の各団体から16名が参加しました。

 今回の訓練は、「8階ロビーにある喫煙室から出火した」との想定で行い、参加者の多くが農協会館自衛消防隊に所属していることから、初期消火班や防護措置班、避難誘導班など隊員の役割分担や出火時における避難経路などを確認しました。

 富山県は、比較的地震の少ない県といわれていますが、防災意識を高めるために、「地震発生時10カ条の心得」にもとづき、「素早く机などの下に身を隠す」「すばやく火の後始末をする」「外に出るときには、瓦やガラスなど、上からの落下物に気を付ける」など、地震が発生した時の基本的な動作についても、もう一度確認しました。

心肺蘇生の大切さを説明する富山消防署庶務救急課の高木さん。

心肺蘇生の大切さを説明する富山消防署庶務救急課の高木さん。

 はじめの訓練は、救命講習。
 約90分間の「救命入門コース」で、講師は富山消防署庶務救急課の高木三千丈さん。

 参加者は2班に分かれ、仮に倒れた人がいた場合、救急車が到着するまで対応すべき心肺蘇生の手順を学習しました。
 参加者は、呼吸の確認や胸骨圧迫、気道の確保、人工呼吸の仕方、AED(自動体外式除細動器)の使い方など救命にかかわる一連の動作を、マネキンを相手に「1、2、3、4」と大きな声を出しながら実習しました。
 高木さんは、「救急隊が到着するまでに、どれだけ心肺蘇生法が行われたかが、

マネキンを使って、気道を確保し、人工呼吸の訓練をする参加者。

マネキンを使って、気道を確保し、人工呼吸の訓練をする参加者。

その人の生存率に大きな影響を及ぼす。恐れずに、しっかりと取り組んでもらいたい」と強調しました。

 講習会終了後、高木さんから参加者一人ひとりに「救命入門コース参加証」が渡されました。

 続いて、避難訓練。
 富山消防署に通報するとともに、火災が発生した場合に、当然エレベーターは使用できませんので、9階から1階ロビーまで参加者全員で階段を駆け降りました。

 最後は、消火栓と消火器を使った訓練。
 ㈱北陸綜合防災センターの担当者から操作方法を聞きながら、実習しました。

 屋内消火栓は、各フロアーに2カ所ずつ設置してありますが、実際に消火栓を開け、ノズルを手にする機会はなかなかありません。代表2名が、1階ロビーの消火栓を開け、ホースを取り出し、開閉弁を開ける訓練をしました。

消火器の操作方法を聞く参加者。

消火器の操作方法を聞く参加者。

消火器についても、各団体の代表者8名が消火栓の安全ピンをはずし、火元と想定した赤いコーンめがけて噴霧し、消火器の操作を確認しました。

 今回の防火・防災訓練にあたり、全面的にご協力いただいた富山消防署と㈱北陸綜合防災センターの方々に、心から感謝申しあげます。(O)

耐震改修工事、約30%終了しました。

2015.11.16

(花)ガーベラ(ブライド)、トルコききょう(コレゾライトピンク)、スプレーデルフィニューム(プラチナブルー)、(葉物)ヒペリカム(紅葉)、(枝)青文字

(花)ガーベラ(ブライド)、トルコききょう(コレゾライトピンク)、スプレーデルフィニューム(プラチナブルー)、(葉物)ヒペリカム(紅葉)、(枝)青文字

 農協会館の耐震改修工事。
 本格的な工事がスタートして、約8カ月。
 入居団体の協力や㈱竹中工務店など、工事関係者の努力のおかげで、工事は順調に進んでいます。
 10月末現在、計画どおり約30%が終了しました。うれしい限りです。

 耐震改修工事は、農協会館の入居団体が通常業務をしながら工事を進めるという、「居ながら工事」で行われています。
 大きな騒音やホコリが出る工事や重量資材の搬入は、土・日曜日、祝日に。
 平日は、入居者の業務に影響を及ぼさないように、音の出ない作業を中心にしてもらっています。

 工事は、最上階である9階からスタートし、順次、下の階に降りていく方法で進められています。

  階別に進捗状況をみると、

・  9階、8階は、すべての作業を終了しました。
・  7階は、12月上旬に役員室・会議室が完成し、ロビーは来年1月中旬に終了する予定。
・  6階は、12月下旬に役員室・和室が完成し、ロビーは来年2月下旬に終了する予定。
・  5階は、10月上旬から工事が始まり、来年5月下旬に完成予定。
・  4階は、10月下旬から工事が始まり、来年6月下旬に完成予定。
・  3階は、12月中旬から工事を始め、来年7月下旬に完成予定。

  となっています。

 「耐震工事をしているようには見えない」
 「どこで、耐震工事をしているのか」と、相変らずよく聞かれます。

 確かに会館の外側から見ると、工事の実施状況が分かりづらいかもしれません。

  現在、耐震改修工事を進めるため、土・日曜日、祝日のホールや会議室の利用をすべてご遠慮いただいています。今も時々、お問合せをいただきますが、工事終了までご了承ください。

 耐震改修工事の終了予定は、来年12月下旬です。
 その間、何かとご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。(O)

8階・804会議室の窓際に新しく設置された耐震ブレース。

8階・804会議室の窓際に新しく設置された耐震ブレース。

7階のエレベーター横のロビーに設置するため、準備している耐震ブレース。

7階のエレベーター横のロビーに設置するため、準備している耐震ブレース。

貸会議室で、Wi‐Fiが利用できます。

2015.09.15

 ホームページを、一部リニューアルしました。

  今回の主な変更点は、

1.「貸ホール・貸会議室」のコーナーを、ご利用しやすいように変更しました。

(花)オンシジューム、ケイトウ、スプレーカーネーション(葉物)オクラレルカ、ハラン

(花)オンシジューム、ケイトウ、スプレーカーネーション(葉物)オクラレルカ、ハラン

2.新設したWi-Fi関係を掲載しました。

3.トップページのスライド写真を一部変更しました。

4.8階の「ホール控室」を「804会議室」に名称変更しました。

  以上の4点です。

 1.「貸ホール・貸会議室」については、
(1)「360度パノラマビュー」を新しく導入しました。
 8階ホールと801会議室、903会議室の3カ所を、360度のワイドビューで見ていただくことが出来ます。

(2)「イベント事例集」を新設しました。
 過去に8階ホールで開催されました講演会や研修会、シンポジウム、試験会場などの利用状況を紹介しています。
 データの掲載にあたり、株式会社富山育英センター様、富山県農業協同組合中央会様に大変ご協力をいただきました。改めて、感謝申しあげます。

(3)「収容人数別一覧」、「スタイル別一覧」を新たに設けました。
 ご利用目的により、短時間に検索できるように工夫したつもりです。

 2.Wi-Fi(インターネット接続)が、ご利用できるようになりました。
  8階、9階のすべての貸会議室、貸ホールに、新しくWi-Fi機能を設置しました。
  ただ、フリーで、ご利用いただくことは出来ず、パスワードが必要となります。1日、1,000円(税込み)となりますが、会議、研修などで、ご利用ください。

3.県内JAでは、子供たちに農業に親しみを持ってもらえるように食農教育を進めていますが、トップページに食農教育に関したデータを掲載しました。
 データの掲載にあたり、JAみな穂・総務人事課様に全面的にご協力をいただきました。改めて、感謝申しあげます。
 なお、トップページは季節の変化にともない、10月1日、12月1日、平成28年3月1日に変更する予定です。

 4.8階の「ホール控室」については、従来までは来賓や講師の控室として、ご利用いただいていました。
 今回の耐震改修工事にともない、控室だけではなく、小規模なミーティングルームとしても利用いただけるように、スタイルを変更しました。
 名称も、「804会議室」に変更しましたので、ぜひご利用ください。

 

 P.S.
 シルバーウィークに入りますので、21日のブログは1回休ませていただきます。
 次回は、28日となります。「民芸」について、書かせていただくつもりです。(O)

小さな日本庭園が誕生しました。

2015.09.07

 

(花)モカラ、エンリジューム、アンスリューム(葉物)ソングオブジャマイカ、ゴットセファナ(枝)石化エニシダ

(花)モカラ、エンリジューム、アンスリューム(葉物)ソングオブジャマイカ、ゴットセファナ(枝)石化エニシダ

 農協会館前に、小さな日本庭園が誕生しました。

 耐震改修工事とは別に、6月中旬から会館外周の配管取替工事を行っていました。
 7月中旬に工事が終了し、工事を進めていた場所は元どおり復元しましたが、会館前だけは、更地(さらち)のままになっていました。

  この場所は、工事を始めるまでは、柘植(つげ)の木が生垣のように植えられていました。
 農協会館の竣工とともに植えられた、この柘植の木。毎年生長するため、年に数回、造園業者にお願いして剪定してもらっていました。
 約35年もの長い間、親しまれてきた柘植の木でしたが、工事の邪魔になるため、一本残らず抜き取られました。

  工事終了後、改めて柘植を植える予定にしていましたが、造園会社である株式会社柴崎農園の社長さんから「柘植の代わりに別の木を植えて、小さな庭を造ってみたらどうか」との提案があり、「費用を同額にする」ということもあり、役員に相談し、結局お願いすることに。

 

農協会館前に、新しく誕生した日本庭園。

農協会館前に、新しく誕生した日本庭園。

 記録続きの猛暑が続いていたため、お盆前になかなか植栽に掛かれず、天候が落ち着き、外気温も涼しくなった8月下旬に、やっと庭造りを始めることに。ありがたいことに植樹した頃から、ちょうど雨模様の日が続いており、木々の根付きも順調なようです。

 植えられたのは、マユミ、柊(ひいらぎ)、アオダモ、ヒラドツツジ、ソヨゴ、ドウダンツツジ、ヤマボウシ、ライラック、エゴノキ。そして、地表にはスギゴケ。限られた予算にもかかわらず、社長さんの配慮で、当初計画には無かった立派な庭石も置いていただきました。

 1日半の庭仕事を終えて、新しく出来上がった日本庭園。

 嬉しいことに、大変評判が良いようです。
 「しっとりと落ち着いた感じで、いいね」とか、「限られたスペースを、うまく生かしている」など、多くの方からお褒めの言葉を頂戴しています。

 
 会館前に誕生した日本庭園。
 早いもので、うっすらと色づき始めた樹もあります。
 小さな庭園ながら、これから四季の移ろいを十分楽しめませてくれそうです。(O)

 

ヤマボウシ、マユミなどを植え、きれいに剪定する㈱柴崎農園の皆さん。

ヤマボウシ、マユミなどを植え、きれいに剪定する㈱柴崎農園の皆さん。

 

最後に、スギゴケを地表に敷き詰めます。

最後に、スギゴケを地表に敷き詰めます。

 

地震に備え、シェイクアウトとやまに参加

2015.09.02

 

午前10時に「地震が発生しました」と、館内放送を流しました。

午前10時に「地震が発生しました」と、館内放送を流しました。

 9月1日は、「防災の日」。
 地震を想定した県民一斉参加型の訓練「シェイクアウトとやま」が、県内各地の学校や職場で行われました。農協会館も「シェイクアウトとやま」に参加し、緊急時に備えて防災意識を高めました。

 シェイクアウトは、「地震を吹き飛ばせ」という意味の造語。
 参加者が1カ所に集まる訓練とは違い、それぞれの場所で「まず低く」「頭を守り」「動かない」という基本動作を取る訓練です。2008年にアメリカで始まり、県内で行われるのは、昨年に引き続き2回目。

  農協会館では、午前10時に館内放送を流し、「地震が発生しました」を合図

館内放送を聞き、一斉に机の下に隠れる農協中央会の職員。

館内放送を聞き、一斉に机の下に隠れる農協中央会の職員。

に、職員らが1分間、一斉に机の下に隠れ、災害発生時に備えました。(O)

消防・防災訓練を実施しました。

2015.08.31

 

(花)シンピジューム、トルコききょう、スプレーカーネーション(葉物)コンパクター(枝)野バラ、どうだんつつじ

(花)シンピジューム、トルコききょう、スプレーカーネーション(葉物)コンパクター(枝)野バラ、どうだんつつじ

 第1回目の消防・防災訓練が、8月26日に行われました。

 農協会館は、高さ31メートル以上の建築物のため、消防法にもとづき、「特定防火対象物」にあたり、年2回の消防訓練、年1回の防災訓練が義務付けられています。

 今回の訓練には、館内に入居している11団体から25名が参加。
 現在、耐震改修工事を進めている株式会社竹中工務店からも、3名の方が参加してくださいました。

 最初に実施した訓練は、救命講習(救命入門コース)。

模型を使い、気道確保の大切さを説明する富山消防署の池水さん。

模型を使い、気道確保の大切さを説明する富山消防署の池水さん。

 講師は、富山消防署庶務救急課の池水真未さん。
 池水さんは、「倒れた人を発見した場合、救急隊が到着までの間、どれだけ心肺蘇生が行われたかが、その後の生存率に大きく左右します」と、救命講習の大切さを説明。

  参加者は3班に分かれ、呼吸の確認や胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AEDの使用方法などを、約90分間にわたって研修。
 参加者は、マネキンを使用しながら、「1、2、3、4………」と大きな声を出しながらリズムを取り、胸骨圧迫や人工呼吸などを実習しました。
 講習終了後、池水さんから参加者全員に「救命入門コース参加証」が渡されました。

 続いて、避難訓練。

 8階ロビーの喫煙室から火事が発生したとの想定で、富山消防署に通報。火元の反対側にあたる西側階段を

マネキンを使って、「1、2、3、4……」と、大きな声を出して胸骨圧迫をする受講生。

マネキンを使って、「1、2、3、4……」と、大きな声を出して胸骨圧迫をする受講生。

使って、9階会議室から会館前まで駆け降りました。最後の人が、避難先に到着するまでの所要時間は、3分20秒。全員、スピーディーに避難することが出来ました。

 最後は、消火栓と消火器を使った消火訓練。

 屋内消火栓は、各階に2カ所ずつ設置してありますが、滅多にホースを直接手にする機会はないもの。今回は、㈱北陸綜合防災センターの担当者から操作方法などを聞きながら、1階ロビーの消火栓を使って実習。消火栓を開け、ノズルを持って30メートル用のホースを引っ張り出し、開閉弁を開ける訓練をしました。

 消火器についても、初めに操作方法の説明を受け、各団体の代表8名が、それぞれ消火器を手に持ち、安全ピンをはずして、消火器の使い方を確認しました。

 

消火器の正しい操作方法を聞き、一気に消火する参加者。

消火器の正しい操作方法を聞き、一気に消火する参加者。

 農協会館には、現在、約360人が勤務していますが、毎年8月に実施している消防・防災訓練に、今後も救命講習(救命入門コース)を取り入れる予定です。毎回、受講者を新しくすることにより、館内の救命受講修了者が増え、仮に人が倒れるなど緊急事態が発生した場合、一人でも多くの職員が救急車が到着するまでの間、慌てることなく、適切な対応を取れるようにするためです。

 今回の訓練にあたり、富山消防署と㈱北陸綜合防災センターに、全面的にご協力をいただきました。改めて、心から感謝申しあげます。(O)

耐震改修工事、順調に進んでいます。

2015.08.25

 

(花)ゆり、オンシジューム、トルコききょう、りんどう、スプレーカーネーション(葉物)ナルコラン

(花)ゆり、オンシジューム、トルコききょう、りんどう、スプレーカーネーション(葉物)ナルコラン

 農協会館の耐震改修工事。
 本格的に4月から工事がスタートして、もう5か月。
 今のところ、工事は順調に進んでいます。

 5月に9階の工事がすべて終了し、現在は8階、7階、6階で耐震改修工事を進めています。
 外部の方から、「外側から見ると、耐震工事しているようには見えない」「本当に耐震工事をしているのですか」と、よく聞かれます。耐震工事の工法として、建物の内側に鉄骨ブレースを組み込む方法を採用していますので、外見上、工事の内容が分かりづらいのかもしれません。

 8月23日、日曜日。
 大型クレーンを使って、屋上へ初めて資材等の荷揚げ作業を行いました。
 重量の負荷が、かなり掛かるため、クレーン車が停止する農協会館横の駐車場に、厚手の鉄板を敷き、さらに鉄板をしっかり固定するため、周囲をアスファルトで固める作業を、前日に事前に済ませておきました。

 当日到着した大型クレーン車の大きさは、50トン。
 7月に25トン級のクレーン車で、7階に鉄骨ブレースの搬入を行いましたが、50トン級は初めて。最大級のクラスといえます。
 大きさが大きさだけに、NHK側の道路を片側交互通行にして、作業を開始。
 農協会館の高さは、1階から屋上まで約47メートル。クレーンのブーム(竿の部分)は、最大限に伸ばして約50メートル。
 午前8時30分から始まった吊上げ作業は、天候に恵まれたこともあり、順調に進み、予定どおり正午に無事終了。

 今後、8月下旬から9月中旬にかけて、毎週のように週末の土曜、日曜日に、大型移動クレーン車による鉄骨ブレース等の搬入が行われる予定です。
 耐震改修工事は、10月から5階、11月からは4階、さらに12月から3階で順次始まる計画です。すべての工事が終了するのは、平成28年12月下旬の予定となっています。

 その間、何かとご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

  なお、貸会議室については、まだ工事中の箇所も一部ありますが、ほとんどの会議室は工事が終了していますので、ぜひ、新しくリニューアルしました貸会議室をご利用ください。(O)

50トンの大型クレーンを使って、農協会館の屋上へ荷揚げ作業をしているところです。

50トンの大型クレーンを使って、農協会館の屋上へ荷揚げ作業をしているところです。

屋上では、作業員が順次資材を荷受けしています。

屋上では、作業員が順次資材を荷受けしています。

屋上から逆に大型クレーンの作業状況を見たところです。正直、足がすくみます。

屋上から逆に大型クレーンの作業状況を見たところです。正直、足がすくみます。

たび重なる工事で、ご迷惑をお掛けしています。

2015.06.30

(花)ゆり、グロリオーサ、グラジオラス、スプレーカーネーション(枝)とうだんつつじ(葉物)ドラセナ

(花)ゆり、グロリオーサ、グラジオラス、スプレーカーネション(枝)とうだんつつじ(葉物)ドラセナ

 現在、会館外周の配管取替工事を実施しています。
 耐震改修工事とは別の工事で、7月中旬に終了する予定です。

 農協会館の周辺には、散水用の配管が土中にかなり埋設してあります。
 おもに洗車やゴミ集積場の洗浄、生垣の散水などに使用しています。昭和55年に農協会館が竣工した際に、新たに設置されたものですが、配管に鉄管が使用されていたため、腐食が進み、漏洩がひどくなり、今回取替工事を行うことにしたものです。

  農協会館は、飲み水として富山市からの水道水を使用していますが、会館の外側で使用する水や駐車場の融雪用の水、そして館内のトイレで流す水については、すべて地下から汲み上げた井戸水を使用しています。
 地下1階の下に大きなタンクが埋設してあり、そこに井戸水を溜めています。水量が豊富で、大変助かっています。飲み水としては使用していませんが、定期的に専門業者に清掃を依頼し、各種の水質検査も行い、富山市保健所へ届出しています。

  井戸水ですので、下水道料金だけ富山市に支払っています。
 2カ月に1回、請求書が送付されてきますが、突然、今までにない金額の請求書が届き、大変驚き、原因を調査し始めました。たまたま、ある箇所で水が溢れ出し、土中を掘った結果、配管の腐食と漏洩が原因と判明した次第です。

  今回の工事は、会館周辺すべての配管を取替るものではなく、必要最小限度にとどめています。それでも、総延長は約160メートルにも及びます。配管として、硬質塩化ビニール製の管を埋設しています。これで、もう腐食や漏洩の心配はなくなるはずです。

 農協会館が完成して、今年でちょうど35年目。
 満35歳といえば、人間でいうならば、脂が乗り、血気盛んな一番良い時期かもしれません。残念ながら、農協会館の現状といえば、あちこちで小さなトラブルや故障が発生しており、その都度、修理や修繕に追われ

立体駐車場前で行われている配管取替工事。

立体駐車場前で行われている配管取替工事。

ているのが、実態といえます。

 日頃から、農協会館は黒子役と考えています。
 古い建物ですので、色々と機能的に制約がありますが、入居団体の皆さんが少しでも気持ちよく仕事が出来るように、また会議室を利用される方々が快適に会議等を進められるようにと、思っています。

  ハード面で制約がある分、少しは自助努力により、ソフト面でカバーできればと考えています(O)

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