【花】ゆり(シベリア)、オンシジューム、スプレーカーネーション(バレッロ)、アルストロメリア(赤)、グロリオーサ(サザンウィンドゥ)、【葉】ユーカリ、【枝】房おくり
カルガモの巣が見つかりました。
それも、なんと自宅のすぐそばで…。
カルガモといえば、東京・大手町のカルガモの親子が、頭に浮かびます。
お母さんを先頭に、生まれて間もない幼い子ガモたちが、よちよちと一列になって歩く姿。高層ビルが林立する大手町で、車道を堂々とわたり、皇居のお堀まで引越しをする姿は、なんとも愛らしく、すっかりこの時期の風物詩となっています。
そのカルガモの巣が、自宅近くの土手で見つかったのです。
自宅前を、川幅にして約10メートルの小さな川が流れています。
両岸に土手があり、それぞれの住民が、住居前を草刈りすることになっています。先日、隣近所の分を含めて、草刈り機で70メートルほど、草刈りをしていました。
目の前で、突然、大きなカルガモが1羽、「ガアー」と鳴いて飛び立ちます。
びっくりして、何事かと近づくと、なんと草むらに鳥の巣があるではないですか。数にして、7~8個の白い卵があります。お母さんカモが、抱卵していたようです。
草刈り機のエンジン音に驚いて、飛び立ったのでしょうが、草刈りをしていたこちらも、びっくりです。まさか、こんな住宅地の一画に、カルガモの巣があるとは…。
その場で、すぐに草刈りをやめ、巣の周辺一帯を刈り残したまま、遠く離れた場所から草刈りを始めました。
この川は、いつも静かに、ゆったりと流れ、川の中には多くの藻(も)が群生しています。鯉などの小魚も多いようで、時々、釣りを楽しむ親子を見かけます。
ここは、カルガモたちにとって、生息しやすい環境のようです。
今年は、例年になく春先から大きなカルガモたちを見かけます。よく6~7羽、列をなしてゆったりと泳ぎ、時々鳴いています。
あれからカルガモの巣を見ていません。
様子を見たいのは山々なのですが、家族から「絶対に近づかないように」と釘を刺されています。卵から無事かえり、ヒナたちが巣立ちを終え、カルガモの親子が川面を一列になって泳ぐ姿を、今から楽しみにしています。
この日は、「父の日」の前日。
思いがけず、天から素敵なプレゼントをいただきました。(O)
【花】百合(バンドーム)、バンダ、カーネーション(オレンジ)、グロリオーサ(ルテア)、ホワイトレースフラワー、【葉】オクラレルカ、レザーファン、ガマ